1958-08-01 第29回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
○山田説明員 さっそくお出しいたします。ここに控えもございますから、もし御必要でございましたら差し上げてもよろしゅうございます。
○山田説明員 さっそくお出しいたします。ここに控えもございますから、もし御必要でございましたら差し上げてもよろしゅうございます。
○山田説明員 土地の単価の出し方は、農林省で売られております単価の出し方と多少違いまして、この前おそらくあるいは局長からも説明があったと思うのでございますが、これは閣議で決定いたしました補償基準要綱、これは主として米軍に土地を提供するために国として買う場合の補償基準要綱というものがございまして、それに準じて一応防衛庁としても基準を作っております。この基準は先生には差し上げてあったと思いますが、それと
○山田説明員 お答えいたします。農地、山林とか原野とかいろいろございますので、農地におきまして約一年にわたってずっと買っておりますし、それと場所によっていろいろ変っておりますが、これは坪当りになっております。大体安いので二百八十九円、高いので四百七円、場所により、時期によって多少違っております。
○説明員(山田誠君) この表にもございますね。下に予量というのが六億二千八百万円と、これが私の方の予定価格で、入札をしておりまして、予量にくるまで入札を繰り返しているわけです。で、一回、二回、三回、四回とやりまして、この入札の札が予量に到達しないということで、なお五回の入札に付したわけです。そのときには、業者の方として、これはなかなか予量が低い、相当少い予算だ。これ以上に安くなるなら、われわれはもうやれないという
○説明員(山田誠君) 防衛庁でやっております建設関係の入札の制度は、登録制度を採用しておりまして、各業者から登録をして、いただいております。その登録によりまして大中小いろいろございまして、それによりまして一応のランクをつけております。そのランクによりまして、大体一億以上の仕事はどの程度、あるいは一千万以上はどの程度というような、資本金あるいは技術者の能力、あるいは機械その他の保有力とか、そういうことで
○説明員(山田誠君) 私の方といたしましては、純会計法規的に申しますと、事務的な手落ちはあると言えますけれども、特に不当という表現をされるのは(「不当だ」と呼ぶ者あり)当らないのじゃないかというふうに考えます。
○説明員(山田誠君) お答え申し上げます。先ほどのお話では、ちょっと説明がよくわからないのですが、この工事は九州電力と三十八スクエアの電力の引き込みの保証契約をしております。それで工事が始まり、これは工事が始まると同時にやったわけですが、別に実際の弾薬庫の工事が同時に起っておるわけです。もしこの工事をやるために別に電力を引くといたしますと、約九百万円の電力の架設工事が要るということになるわけです。それで
○説明員(山田誠君) お答え申し上げます。工事を始めますまず最初には、各幕僚監部から、こういうものを作ってほしいという一つの基本計画が長官あてに上申されます。その基本計画によりまして長官の承認がありまして、それに基きまして実際の実施計画を立てます。その実施計画によりまして……、その実施計画も一応概略な計画でございますが、長官の承認を得まして、それによって予算の配賦、示達がございます。その示達を待ちまして
○説明員(山田誠君) ちょっと勘でございますが、一千万円以上になりますと五、六百はあると思います。五、六百はない……まあ二、三百……。
○説明員(山田誠君) 手元に正確な数字がございませんですが、勘で申しますと、大体百万円以上の工事になりますと、契約件数が三千件くらいになっておりましたが、建設関係は非常に大きな工事と、こまかい百万円以下の工事も、修繕工事みたいなものも、数でいいますと相当ございます。しかし一億以上の工事ということになりますと、年間通じまして、やはり二、三十くらいになっております。五億以上の工事になると十になるかならぬかくらいの
○説明員(山田誠君) 工事関係は登録制を採用いたしております。現在登録しておりますのが約二千件前後になっております。二年ごとに更新をしております。
○説明員(山田誠君) 防衛庁の仕事の一部を建設省及び北海道開発局に委託施工してもらっております。その竣工までは建設省及び開発局で竣工検査をしていただきます。完了しましてそれをこちらに引き継ぐときに、立ち会いでもう一度それを見まして、こちらに引き取るようにしております。
○説明員(山田誠君) そういうわけでございます。現場の受け払いその他にも、ちゃんとそれによりまして現場の調合を決定しておりますし、その点は、検査のときにもそういう資料を出しておったのでございますけれども、ある一部を言われますと、一部ではそういう計算になる部分もございますが、全体的にはそういうことではないのでございます。
○説明員(山田誠君) これは非常なこまかい技術の問題になりまして、なかなか御説明しにくい点がございますが、これは弾薬庫でありまして、アーチになっておりまして、こういう格好のトンネルみたいな格好になっております。それで下に、インバターチといっておりますが、アーチを受けるような床がございまして、そうして現在の調合は、その壁の下の部分になるところは一・三・六になりまして、上のアーチの部分が一・二・四という
○説明員(山田誠君) 先ほどのお話のうちの防衛庁の船というのはこれは防衛庁ではございませんで、海上保安庁の巡視船であります。なお、最近におきましては海上保安庁も或る程度の実力を持つようになりました。一応海上保安庁なり、警察当局でさような措置を武みると御決意になりますれば、一応その実力行使をやつた上におきまして、どうしてもその力が足らないという場合におきましては、防衛庁としましてこれに協力するということはやぶさかではございません
○説明員(山田誠君) 直接警察行動による措置につきましては、私ども所管外でございますので、海上保安庁なり、或いは警察側の御答弁を御要求願いたいと思います。
○説明員(山田誠君) 今日の段階におきまして、関係各当局といろいろお打合せをいたしておるのでございます。その段階におきます情報をあれこれ総合して見ますると、今日竹島を占拠しているのは大体警備員らしいということでありまして、これは大体警察官憲ではなかろうか。かような一応の見解が有力でございまして、恐らくこれは軍隊ではなかろうということであります。今日ではこれか武力による、不法侵略である、かように解釈するか
○山田政府委員 今の点はわれわれの考え方といたしましては、あくまでもわが国の防衛上の見地から考えまして、アメリカから受ける供与品あるいはそれに関する情報でアメリカで秘密になつておるものは、わが国におきましてもそれを秘密とすることが、日本の自衛上の目的達成上必要である、かような見地から自主的にわが国においてこれを秘密といたす考えであります。ただ、実質的にはアメリカと同様の秘密を日本において保護することに
○山田政府委員 これはあくまでも日本の自衛上アメリカから借りました供与兵器、あるいはその装備品に関する情報を秘密として保護する必要を認めまして、今回の提案に相なつた次第でございます。そこで、第一義的に日本の法益があるという実証を示せという第二の御質問でございますが、それはたとえばこの法案の第三条第一項第一号「わが国の安全を害すべき用途に供する目的をもつて、」云々、これによりましても、第一義的にはその
○山田政府委員 この法案によりまして保護せられる法益は、第一義的にはわが国の防衛秘密と考えております。しかしながらこれは日本相互防衛援助協定等によります装備品あるいは装備品に関する情報でございますので、実質的にはそれが裏を返しますと、アメリカの防衛秘密ともなります。いわば日米双方の秘密がこの法案の法益となつております。
○山田政府委員 この点につきましては、この法案の第二条に「防衛秘密を取り扱う国の行政機関の長は、政令で定めるところにより、防衛秘密について、標記を附し、関係者に通知する等防衛秘密の保護上必要な置審を講ずるものとする。」とありますので、かりにこれが保安庁でございますれば、保安庁長官から防衛秘密に関係する部、課、局その他に対しまして御注意がなされると思います。また一般の工場につきましては、防衛生産を所管
○山田政府委員 内容は法体系が違つておりますので、軽量の比較ははつきりできませんけれども、アメリカの方の規定は大まかの規定のやり方になつております。
○山田政府委員 アメリカの罰則関係につきましては、お手元に参考資料(ニ)というのを御配付いたしてございますが、アメリカの法令は、罰則の点は平時においてはおよそ二十年以下ということで、罰則の量刑の点については、必ずしもアメリカ側と今回の日本側の法案との足並はそろつておりません。
○山田政府委員 お尋ねの点につきましては、実は外務省の関係御当局から御答弁を願うのが筋でありますが、外務省の方がおられませんので、かわつて私からお答えいたしたい、かように考えます。 われわれ了承いたしおるところによりますると、この法案をつくる条約上の義務、責任というものはない、かように心得ております。しかしながら、この条約によりまして、両国政府が秘密の保持、あるいはその漏泄の危険を防止するために、
○山田政府委員 今のお尋ねの点につきましては、できるだけこの法案の立案にあたりましては、必要最小限度の規定を盛りたい、かように考えまして、いろいろ条約お明文を検討いたしまして、この法案をもちまして、十分にこれでまかない得る、かような確信のもとに立案いたしました。
○山田政府委員 お答えいたします。先般さようなお答えが保安庁側からいたされた通りでございます。今お尋ねの件につきましては、ただいま御審議をいただいております自衛隊法案の九十六条、それから現行の保安庁法でも何条かに載つておるのであります。この九十六条を読んでみますと、「自衛官のうち、部内の秩序維持の職務に専従する者は、政令で定めるところにより、左の各号に掲げる犯罪については、政令で定めるものを除き、刑事訴訟法
○山田政府委員 現在ないように心得ております。
○政府委員(山田誠君) 将来は、策三項の第二号にありまするような直接装備品が日本側に供与されないでも、それに関係のある情報を日本側に供与される、例えば防衛生産などにおきまして青写真を向うからもらつて、それによつて秘密の武器を作るというようなことが予想されると思います。
○政府委員(山田誠君) この法案におきましては、役務という言葉は載つておりませんけれども、その役務は大体予想されますのは、訓練のことを主として指すものと考えております。訓練はその内容をいろいろ分析してみますると、要するに装備品等の「使用の方法」を教わつたり、或いは「製作、保管又は修理に関する技術」を教わつたり、或いはその装備品の「構造又は性能」を教えられることになると思いますので、広く教育と、訓練というような
○政府委員(山田誠君) すでに国務大臣から御説明申しあげましたごとく、今回日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の締結に伴い、アメリカ合衆国政府から供与される秘密の装備品等又は情報についてその秘密の漏せつ又は漏せつの危険を防止するために若干の規定を設ける必要がありますので、この法律案を提出いたした次第であります。 併しながら、この種の法律は、国民の権利に重大な影響を及ぼす虞れがありますのでこれによつて
○山田政府委員 MSA協定ができますれば、おそらくアメリカ大使館側と日本政府間におきまして、一種の合同委員会的な組織ができまして、その委員会を通じてアメリカで公表せられたもの、あるいは公になつたものにつきまして通知を受けるということが期待できると思います。
○山田政府委員 既存のものにつきましても、ただいま御説明に出ましたようなフリゲート艦の若干の部分につきましては、現在秘密とされておるものがあるのでございます。この法案が通過いたしますれば、おそらくこれらのものがこの秘密のいずれかの等級に入つて来る、かように思つております。もちろんここで秘密と申しておりますのは、法案の第一条の第三項の第一号にありますようなこれらのものの「構造又は性能」あるいは「製作、
○山田政府委員 多くの場合は保安庁長官ということになりますが、事案によりまして、たとえば特許関係の事柄でありますれば特許庁長官、それから一般の防衛生産の関係になりますと通産大臣というものが、それぞれ行政機関の長になるものと思います。
○山田政府委員 本法に申しますところの日米相互防衛援助協定などにより供与さるる装備品または情報などは、日本の自衛のためのものでございまして、その秘密を保護することは日本の自衛上必要でございます。その意味におきましては本法で保護される秘密は、第一次的にはわが国の自衛上の秘密でございます。しかしながら当該装備品または情報等の秘密は、同時にアメリカの国防のために必要な秘密であることも明らかでありますから、
○山田政府委員 お答えいたします。今回保護しようとする秘密は、あくまでも日米相互防衛援助協定によりまして、アメリカから供与さるる装備品等の物件、役務または情報に関するものに限られておるのでございまして、それはあくまでも公になつておらないもの、こういうしぼりがかかつておるのであります。
○山田政府委員 ただいま外務省条約局長の御説明で大体その要旨は尽きるのでございます。今回上程いたします予定になつております秘密保護法は、あくまでも日米相互防衛援助協定に基きます条約上の最小限度の必要を満たすための措置でございまして、日本独事の自衛隊の秘密を保持するという性質のものは何ら包含されておりません。
○説明員(山田誠君) 先般新聞紙上で私もさようなことを拝見いたしました。その後長官がお帰りになりましてから、いろいろ対馬視察の模様などを承わりました。その節にお尋ねの件につきましては、未だ長官としても最後の腹をきめられた、かようには私ども承わつておりませんで、部隊の設置について折角研究をして見よう、かようなことを言われました。私ども目下検討しおりますので、これはいろいろと海上保安庁或いは国警本部、或
○説明員(山田誠君) 先般参議院の水産委員のかた四名に委員長を始めお出かけ頂いて、私どものほうの巡視船にも乗つて頂いてつぶさに実情を見て頂き、只今又それに基いての御意見を承わりまして有難うございました。御指摘の通り海上保安庁の船力は全般的に申しまして日本の一万カイリの沿岸を日常警備するには不足であります。この点につきましては毎年相当の予算を要求いたしておりますのが、まあ大きな財政難という見地から十分
○山田政府委員 本州の方から施設部隊、建設部隊約千数百名の者が行つておりますが、これが災害地に対しては、熊本と門司と両方に重点を置いておる次第で、熊本に最大重点が置かれておりまして、他の個所が引揚げが終了しましても、この熊本には相当長期間施設部隊を残しまして、およその目鼻がつくまでは御協力申し上げたいというのが、事務当局並びに第一幕僚監部の方の大体の心構えでございます。引揚げの時期につきましては、長官
○山田政府委員 ただいまの長官の御説明につきまして、若干補足的の御説明をさせていただきたいと思います。私は、長官から御命を受けまして、去る七月一日から六日まで現地の西日本水害対策本部の大野本部長のもとに参つて、いろいろ本部と保安隊との連絡に当つておりましたので、多少ただいま御指摘の点につきまして聞知いたしておるところがございますので、御参考までに申し上げたいと存じます。 ただいま長官から御説明がありました
○山田政府委員 長官から立案の趣旨の御下命がございましたので、その御下命に基きまして、かねてから調査課にあります資料の必要なものを取上げまして私がまとめたわけでございます。
○山田政府委員 五月の下旬でございます。
○山田政府委員 官房各局で増加しておりますのは、主として庁舎の管理要員がふえております。経費といたしましては、その人件費、事務費等のほかに若干の資料の収集の費用を計上いたしました。それが約二千九百万円程度増加いたしました。